GREENER COMPANY - Vol.6 株式会社INAX サステナブルな社会の実現に向けて「2050年CO2総排出量80%削減('90年比)」の大目標を自らの会社に課し、イノベーションを引き起してまいります。

イノベーションを引き起こし、持続可能な社会の実現に貢献

その手始めの取り組みが、「暮らしマイナスCO2」と「製品のリサイクル設計」です。

「暮らしマイナスCO2」においては、INAX製品が標準的な家庭で標準的な使われ方をしたときに、年間のCO2排出量がどれくらいになり、それが90年当時と比べてどのくらいの削減になっているか、製品のカタログに記していきます。
「一般家庭の1年間の全体CO2排出量の標準は、・・・大きく3分野の合計で約5,200kgという統計があります。・・・たとえばこのお風呂にリフォームすると、134kg削減できるということがカタログを見てわかるというわけです。」

暮らしマイナスCO2。効果を見て選べる
暮らしマイナスCO2。効果を見て選べる

今までエコ推奨商品のマークをつけて、「この商品はエコです」と訴えても、お客さまにとってはその意味がわかりにくかったと思います。ユーザー視点で環境を真剣にとらえたときにどういう情報があるといいのか。定量的な情報をきちんとまとめてお客さまに“見える化”してさしあげることが大切ではないかと考えました。今後は、当社の商品の中で、エネルギーを使うものの大半はCO2削減量をカタログにつけるよう進めていきます。

マテリアルリサイクル率99%
マテリアルリサイクル率99%

もうひとつ、「製品のリサイクル設計」については、マテリアルリサイクル率99%に取り組んでいます。サティスの最新製品から先行して始めましたが、買い替えとなったとき、丁寧に分解すればプラスチックのまま原料にもどる商品です。ただのリサイクルではなく、サーマルリサイクルでもなく、全部原料に再生されるマテリアルリサイクルの実現。それができる商品を今後ますます増やしていきたいと考えています。

「環境にいいということを考えるなら、長持ちする商品を作るのが一番いいのではないか」という考え方もあります。確かにそれも一理です。しかし、当社が扱うような設備機器は、古い環境性能のまま止まっているものを使い続けるよりは、手頃な期間がきたら最新の技術のものに新陳代謝することが肝心ではないかと考えています。
INAXは2050年のCO2総排出量80%削減という長期的展望を念頭に、サステナブルな社会の実現に向けた企業経営を本格的に進めるために、今後もイノベーションを引き起こし、邁進していく方針です。