日本最大級の環境展示会「エコプロダクツ2008」 場所:東京ビッグサイト 日時:2008年12月11日(木)~13(土)

エコプロダクツセミナー
「新・上流社会への招待 – 都市農山村交流で創る持続可能(LOHAS)な社会」

まずは、初日の10時から、NPOえがおつなげて 関東ツーリズム大学/LBAの主催のシンポジウムにお伺いしました。

シンポジウムの趣旨
「持続可能な社会像をLOHAS(ロハス)という、人・地域・地球の健康を志向するライフスタイルの観点から読み解くと共に、山梨県北杜市の限界集落地域で、遊休農地約3haを再生させ、持続可能な地域づくりにチャレンジしているNPOえがおつなげての活動を事例としつつ、さらなる企業と農村との連携(農商工連携)による持続可能な社会づくりの可能性や、首都圏を中心に周辺の10県の農山村地域との交流をコーデイネートする関東ツーリズム大学の可能性について議論いたします。”新・上流社会”とは、森林や山間の農山村など、川の源流域にある自然資源や農山村資源を活用した、新しい社会、すなわち持続可能な社会のことです。」
―LBA公式サイトより引用―

イベント開始前。すでに多くの人で会場は埋め尽くされました。

イベント開始前。すでに多くの人で会場は埋め尽くされました。

大和田順子さんの講演で幕開け!(エコプロダクツセミナー)

シンポジウム冒頭、LBAの共同代表 大和田順子さんから「LOHASで地域活性化 ~農のある暮らし、アグリビジネス、持続可能なまちづくり~」についての講演がありました。

大和田さんは常々、少々わかりにくい言葉である「持続可能性」について、「3つの思いやり」と言い換えることで、わかりやすくご説明されています。
ひとつは、“次の世代に対する思いやり”。そして2つ目が、“途上国の人たちに対する思いやり”。3つ目は、“他の動植物に対する思いやり”です。自らが体験した視察や経験談なども交えてお話されていました。

大和田 順子(LBA共同代表 LOHASプロデューサー NPO環境立国 理事)

大和田 順子(LBA共同代表 LOHASプロデューサー NPO環境立国 理事)

都市農山村交流事業の可能性と「関東ツーリズム大学」の挑戦
(エコプロダクツセミナー)

NPOえがおつなげて代表理事であり、都市生活者と農山村の懸け橋となって活躍されている曽根原久司さんから、農山村暮らしの素晴らしさとともに、田畑や遊休農地に対しての具体的な取り組みなどのご紹介がありました。説明用の資料では、自らが活動の拠点とされている「山梨県北杜市」について、また、実例や活動内容まで、多くの写真を配し、とてもイメージしやすく、美しい写真の数々に心洗われる思いでした。

その曽根原さんの活動とプランをまとめた「都市農村交流事業の可能性と関東ツーリズム大学の挑戦」は、エコプロダクツ展の開催前日、(財)あしたの日本を創る協会、読売新聞、NHK主催のまちづくり賞の内閣総理大臣賞を受賞されました。おめでとうございます!

NPOえがおつなげて 代表理事 曽根原久司さん

NPOえがおつなげて 代表理事 曽根原久司さん

農商工連携の促進で地域を元気にする(エコプロダクツセミナー)

経済産業省の大塚洋一郎さんは、現在まで分離されていた農林水産省と経済産業省、双方の強みを生かしながら、相乗効果を発揮できる「農商工連携」に取り組まれています。中小の企業と農林漁の各業者の連携により、新製品や新サービスの可能性について、政策なども併せて紹介されました。
日本の農村は過疎高齢化が進み、農業の担い手が減少し、遊休農地の増加が大きな問題となっている点、この問題の解決に向け、企業と農村との新たな関わりの中において、さまざまな可能性を検討されているそうです。
省庁の方々も、私たちと同じ想いを持って、日々取り組まれていることがわかり、とても勉強になりました。

経済産業省 大臣官房審議官(地域経済・地域エネルギー担当) 大塚洋一郎さん

経済産業省 大臣官房審議官
(地域経済・地域エネルギー担当) 大塚洋一郎さん

パネルディスカッション(エコプロダクツセミナー)
「新・上流社会への招待 ―都市農山村交流で創る持続可能(LOHAS)な社会―」

パネリスト

生活の木 代表取締役社長 重永忠

三菱地所株式会社CSR推進部 部長上垣智則

経済産業省 大臣官房審議官 大塚洋一郎

NPOえがおつなげて 代表理事 曽根原久司

進行

LBA 共同代表 大和田順子

まずは、生活の木の重永さんの業務内容についてのご紹介、そして、三菱地所の上垣さんより、事業内容のご説明と現在進行中の取り組みについてのお話がありました。続けて行われたディスカッションでは、それぞれ異なる事業領域で活動されているパネリストの皆さんが、「仕事と地域と農村、都市部との連携や活性化」という共通のテーマについて話合い、実現に向けて多くの意見が飛び交いました。
続けて、パネリストの皆さんから、企業のCSRとして、本業の中で、立場の異なるスタンスではありますが、それぞれの仕事と地域と農村、都市部との連携や活性化の実現に向けて、意見が飛び交ったディスカッションとなりました。

左から、大和田さん、重永さん、上垣さん

左から、大和田さん、重永さん、上垣さん

左から、大塚さん、曽根原さん

左から、大塚さん、曽根原さん