9月中旬、3連休初日となる13日(土)。
千葉県成田市で行われた、稲刈りのイベントに参加してきました。
田んぼプロジェクトは、「いつも食べているお米を自分たちの手で作りたい」という想いから、首都圏に生活している仲間が集い、2006年冬からスタートしたプロジェクトだそうで、「どうせつくるなら無農薬のお米を」と、環境保全型・不耕起の田んぼづくりにチャレンジされています。
数ある無農薬のお米づくりの中から、田んぼプロジェクトの皆さんは「不耕起稲作」と呼ばれる農法を採用しています。
不耕起とは「土を掘り起こしたり反転させたりして耕起しない」という意味で、最大の特徴は、冬期湛水(たんすい)といって、冬でも田んぼに水を張りっぱなしにすることなのだとか。
田んぼに水があることにより、イトミミズなどの生物が冬の間に土壌を豊かにしてくれて、その結果、トラクターや耕運機で田起こし等をしなくても、田植えの時期には肥沃な層が自然にできあがって「省力化と省コスト」であるだけではなく、生物が沢山集まる、生命力あふれる栄養価の高い田んぼとなり、美味しいお米がとれるのだそうです。
今回は、その主催者の一人である、大橋誠さんとご縁で、稲刈りイベントに参加してきました。
京成成田駅までは、日暮里からスカイライナーに乗って47分。
都心から1時間足らずで、田畑が広がる自然の大地へと到着です。
駅から距離があるということで、大橋さんに迎えに来ていただきました。
駅前こそ、成田山でおなじみの新勝寺参道があり混み合っていますが、
車で5分も走れば、田園地帯へと突入していきます。

荷台には人とお米が同乗です。
現場へ向かっている途中、大橋さんへ連絡が入り、イベントの備品を購入していくことになりました。
皆のボランタリーで成り立っているイベントですので、稲刈り以外の作業も全て、参加者で協力し合います。
ほぼ、全ての備品が揃ったかなと思いきや、今度は、鉈(なた)を探しに別のお店へ。
つい、数時間前には都会生活を満喫していた私たちですが、普段は縁のないお店に並んだ農具を見ているうちに、だんだん気分も盛り上がってきます(笑)。
田んぼのすぐ近くにある古民家(通称:成田ハウス)が、稲刈りの基地となっています。
大橋さんは、普段からこの家で生活されているとのことで、プロジェクトのリーダー的存在です。
現場へ到着したときには、すでに昼前になっており、第一陣は既に田んぼへ作業に出かけ、賄い班の皆さんが昼食の準備をしていました。
昔はこうやって、手分けして、助け合いながら生活していたんだろうなぁと、都会では失われてしまった光景が、ひとつひとつ、印象に残ります。

ここで苗から手作りしているんだとか。

お米は釜で炊き上げる。
昼飯前にひと働きということで、ついに田んぼへと出発。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな。」という俳句が思い浮かぶくらい、稲はたわわに実っていて、収穫を待っているかのようです。

たわわに実った稲穂

既に稲刈り作業は進行中

